HOME > 前川日記 > 前川日記番外編「2016.夏 大阪・京都編」 大阪京都に行って来た。京都は猛暑日の月間記録日数を更新中なのに。

前川日記

8/20(土)

朝、7時に家を出る。
大阪に早く着き過ぎたけど、交通事情には用心深い方だ。
地下鉄のなんばの駅で地上に出た途端に、あゝ大阪だなぁ…、と何故か思う。
なんばグランド花月で初めての吉本体験。
笑わせてもらった。


昨年怪我で旅行を中止した時に、吉本も予約してあったのだが、残念ながら諦めてその切符は関西在住で吉本を薦めてくれたりなど、ぼくの関西情報のアドバイザー和住さんに送ったのだった。
今年はリベンジですね、と彼女に言われていたのだが、関西の笑いのパワーと客のノリの良さに感心した。


夕方から、法善寺の小料理屋“上かん屋 久佐久”でゆっくり。三年前にたまたま入って気に入った店。心斎橋の彼の馴染みのバーで仕上げ。

8/21(日)

朝、昨日の写真をFBにアップしていたら。i-Padの充電用接続コードを忘れてきたことに気が付いた。取り敢えずの作業は出来たけど、あと1日くらいしかもたないだろう。大阪で調達するのは時間的に無理だろうから、京都のアップル系の店を調べた。修理対応の店が、四条大宮にあるらしい。
というわけで、いつもなら阪急で嵐山に出て少しぶらついてから昼食を済ませ、午後に烏丸御池の京都ホテルに入るのだが、今回は途中の桂で高橋君と別れて別行動。河原町三条のビアホール“ライオン”で合流することにする。
四条の店を探して尋ねると、「修理はするけど、部品の販売や交換はしない」という。ちょっとがっかりしていたら、「京都駅前のヨドバシカメラに行くとありますよ」と教えてくれた。場所は京都タワーの並びだという。
地下鉄烏丸線で京都駅に出てみると、直ぐに店は分かった。店員はとても親切丁寧で無事ケーブルと接続部品購入。
彼との合流場所には歩いてみようと思って歩き出したのだが、地理は彼の方が詳しいので途中でメール。確かめたら、思ったより距離がある。何しろ暑い。
やっと到着したらこちらが先だった。なんであれ「ビール!」と頼んで、冷えたビールは何よりおいしかった。やっと合流してことの顛末を話して、ホテルにチェックインしたのが2時過ぎだっただろうか。
部屋で宅急便の荷物の荷解きなどしていたら、電話。何かと思ったら、部屋にラジオサービスがなくなっているという。彼は関西に来ると朝日放送の朝のラジオを聞くのが習慣で、それが楽しみだったのにひどいじゃないか、と怒っている。ホテルに「ラジオを聞きたい客もいる!」といったものの、どうすることもできない。「では、ラジオを買ったらどうか。非常災害時のメディアとして携帯用を持っておいても悪くないよ」と言ったら、「一緒に買いに行ってくれないか」というので、二度目のヨドバシカメラ行きになってしまった。
夜は、これも恒例になってしまった堺町御池「紫陽」。創作京都料理。女将は元ABCのキャスター。
なかなか美味しい。
高橋君は、それから後2、3件馴染みの店を回るという。それが習慣なのだ。
とてもつき合いきれないので引き上げることにした。

8/22(月)

朝6時半過ぎに歩きに出る。
鴨川の河原を北へ。鴨大橋を過ぎて高野川と賀茂川の合流地点まで30分。
引き返して丁度往復1時間。気持ちが良かった。市民のランナーや外国人ランナー、ゆっくり歩く人、犬を連れて散歩する人、自転車で通勤する人など、沢山人が行き交う。今日も暑そう。
ホテルに戻ってシャワーを浴び、新聞に目を通したりしていると8時。地下の手作りパンの店がオープンする時間だ。この店のパンを美味しい。パン2個、スープとコーヒーなどのセットで700円程度。レストランの朝食よりリーゾナブルナので愛用している。


10時に集合して、今日は鞍馬越えの後貴船の川床を楽しむことにする。
京阪で出町柳に出て、叡電で鞍馬へ。出町柳は今朝歩いて行って来たところだが、今度は電車。
混んでいる。大半の客は鞍馬の一つ手前の貴船口で降りてしまった。鞍馬を超えないで川床に行くのだろうか。とすると、混んでいるのかな…。

鞍馬で降りて直ぐに佃煮の<岸本商店>がある。いわゆる京漬物ではなくて凄く濃い味のものなのだが、これが美味しい。じゃこや木の芽、昆布や松茸、などなど。京都に来るたびに寄るので、顔馴染みになってしまった。川床の「喜楽」と親戚なので、念のため予約をお願いし、安心して鞍馬越え。


鞍馬越えは約1時間の行程だが、前半の登り後半の下りとも結構きつい。しっかり汗をかき、水分補給も頻繁にして、山を越え貴船が近づくと川音が聞こえてくる。ビールだビールだ、鮎だ鮎だと言いつつ、12時半ころ到着。

床に座って足を清流に浸けると凄く冷たい。風邪も心地よく、蝉の声さえ涼しく聞こえるから不思議だ。


鮎のお代わりも堪能して、2時間ほどゆっくり寛いだ。
4時過ぎにホテル帰着。

一休みして6時にホテルのBARチッペンデールで再集合。
お互い好きなものをワンショット。イベリコ豚の生ハムがなかなかいい。
木屋町のカウンターBAR“飛鳥”へ。ここもすっかり馴染みになってしまった。ご主人は生粋の京都の人で、たいがいのことはこの人に聞くと分かる。
高橋君は今日もここからあちこちに出るのだが、僕はここでゆっくり色々なウィスキーを楽しむのが好きだ。9時前にホテル。

この日の歩行、朝の鴨川ウォークが5,2Km、鞍馬越えは4,8Km、街中は測っていないが、河原町から烏丸、御池から四条近くまでそれぞれ往復しているから、15キロくらい歩いたのだろう。

8/23(火)

今朝も歩く。
御池から下って五条まで。
河原に向けて床が組んである。
帰りは、高瀬川沿いに木屋町通りを歩く。朝のこの通りは静かで気持ちが良い。
50分ほど。

今日は午後に嵯峨野の湯豆腐「西山草堂」に行くつもりだったのだが、昨日確かめたら休みという。残念。
それでは、京都で一番古い蕎麦や「尾張屋」に行くことにして、それまで勝手に過ごすことにする。展覧会でも行こうかとコンシェルジェに聞いたら「若冲展やってます」と言ってパンフレットをくれた。若冲は好きだけど少し食傷気味だし、この暑いのに並ぶようならヤダな。何となく典型的な観光地にたまには行ってみるか、ちょうど「シリーズ 日本中世史」を読みかけだから金閣寺にでも行ってみよう、ということでバスの乗り場を教えてもらって出かけた。市電の頃は分かりやすくてよかったけど、バスは良く分からないので敬遠していたけど、乗ってみればどういうことはない。


金閣寺は外人客の方が圧倒的に多かった。
ガイドブックとバスの路線図を手に、言葉が通じない国でバスを乗り継いであちこち行くのに感心。初めての海外旅行で一人になった時、あんなに大胆にはとてもなれなかった。
金閣寺はどう撮っても絵葉書になってしまう。ワンカットだけ、出来るだけ裏?から撮ってみた。

外に出て、さてどうしよう、このまま帰ってもしょうがないし、と思って駐車場の整理をしているお姉さんに「龍安寺はどのくらい?」と聞いたら「この道沿いにずっと行って15分くらいです」という。
歩き出したものの、ともかく暑い。日陰の少ない道だ。そのうえ緩やかだけど登り勾配だ。途中で版画の店があったので、一息入れ方々寄ってみた。ちょっと涼んだついでに絵葉書セット購入。「龍安寺ですか、ここから大変ですよ」という。「どのくらい」「20分でしょう」・・・なんだが時間が増えた?


階段を上って山門をくぐる。
観光客はやはり多いが参道は木陰が涼しい。
石庭に面した廊下にはいろんな国の人たちが座り込んでいるが、さすがに静かだ。風の通り道なのだろう、気持ちの良い涼しい風が吹いている。

「龍安寺の十五番目の石」という本を読んだ。書いたのは確かロシア人だと思う。石庭の石は十五あるが、どこから見ても一つは隠れてしまって十四しか見えない、ということを通して日本文化を語っていたように思う。(帰宅して探したけど見つからない)
古刹というのに相応しい寺だった。
頑張って歩いてきて良かった。

ホテルに戻ってシャワー。ともかく冷えたビールが飲みたかったけど、チッペンデールはまだ空いていない。仕方がない、部屋の冷蔵庫のビールを開けて飲む。FBに写真アップ。


2時半に高橋君と落ち合って「尾張屋」へ。御池通りから車屋町通りに入って直ぐ。
ここの店の良いのは、だし巻き卵、焼海苔、蒲鉾、などなかなか良くて、酒が美味い。焼き海苔は箱の下に炭火が仕込んであって湿気ないように工夫してある。
京都で一番古い蕎麦屋というのだが、初めて寄った時に「ご先祖は尾張から出てきて店を構えたのか」と聞くとそうだという。(写真は2014年冬)

5時に“飛鳥”。
また、ゆっくりオンザロックで仕上げ。
ここで例によって、彼はなじみの店巡り。お互いに「気を付けて」といって別れる。
ホテルに戻ったのは9時。
シャワーの後すぐ就寝。

8/24(木)

夜中に目が覚めたりした。歩き過ぎで疲れているのだろうか。
7時ころ起きて荷物のパッキングなど。
新幹線ダイヤを確認。「大人の休日倶楽部」はJR東日本のサービスなので、JR東海の新幹線は「ひかり」しか対象にならない。

9時半過ぎの列車でサヨナラ京都。
面白い4日間だった。
午後早く帰宅。
流石に少し疲れている。


その間、政治は政治として動き、オリンピックも高校野球も終わり、台風が来て去って、などなどあった。
考えなければいけないことはいくらでもある。

嵐が来ようとしている。
「前川日記」8.11.~31.参照
(9/1アップ予定)


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