HOME > 前川日記 > 前川日記2016.9.11.~24.「魂を国家に管理させるな」ジミ・ヘンドリックス。

前川日記

9/24(土)

高校時代の同級生が、北京滞在中に天安門事件遭遇し、まさに現場間近で経験した状況を記録した日誌を送ってくれた。現場の緊張感がそのまま伝わってくる。
来週、高校のクラスメンバーによる「茶話会」。
社会に出て半世紀以上経つ。それぞれ何をしてきて、何を考えたか、を語る会。
昨年秋にトップバッターを引き受けたのだが、その後原発、自営、と続き、次回は銀行マンだった彼が、グローバル経済の影について語ることになった。
彼は、現役の最後をカナダで過ごすのだが、そこで夫人に先立たれ自分も緑内障で失明するという劇的不幸に遭遇する。毎回介護タクシーで参加して積極的に発言するのだが、情報は耳からだけなのに、その積極さに感嘆する。音声対応パソコンなどでレジメも相当量のものを作成。

9/25(日)

秋晴れの日がない。
少し陽が出ていたので午前中洗濯。

9/26(月)

昼前事務局。
9年間仕事をしてくれた佐藤さんが月末で退職。
「日韓中テレビ制作者フォーラム」中国大会の延期などあり、事務局員間の仕事の引継ぎが、なかなか進まない。ちょっと気になって立ち寄り。といって、何かが出来るわけではない。

午後、ホープさん宅。
高齢で要介護の姉上の任意後見人についての打合わせに立ち合い。
女性の弁護士さん2人と村上家のリフォーム及び介護を担当している設計事務所の女性社長とスタッフ。多分、若い女性の弁護士さんにはいい勉強になったはずだ。
それにしても、聡明な女性たちと話すのは気持ちが良い・・・もちろん男もだけど。
皆さん引き揚げてからホープさんと水割り少々。
とりとめのない、といって世界情勢からマッサージの話まで、あれこれ。

9/27(火)

何もせず。
歩きに出たいのだが、何となく疲れている。天気も今一つ。

9/28(水)

戸隠スキー場シーズン券の申し込み。
午前中事務局。

午後、学士会館。小石川茶話会。
新制高校12期のEクラスなので、012Eという。
銀行マンが見る資本主義世界。
新自由主義とグローバリズムの歪み・・・と言ったところか。
いま、ネーションに戻るべきだという。それは市場だけとはいくまい。

とすると、グローバリズムの歪みはその通りだとして、それはネーションで乗り越えられるか。差別と貧困の中でのネーションは、ポピュリズムあるいはパトリオティズムと無縁でいられるか、多分そうではあるまい。

ネットで「愛国主義」についての箴言集というか警句集を見つけた。
「憂国の士という連中がいて、彼らが国を滅ぼすのだ。」(勝海舟)
「愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな。」
(ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス)
そう、魂を国家に管理させてはいけない。

そこでは、三島由紀夫が「愛国心という言葉は好きではない」と言っている。
丁度、鈴木邦男「<愛国心>に気をつけろ!」(岩波ブックレット)届く。一水会の彼がこう言うことに意味がある。
一緒に「帝都東京を中国革命で歩く」(譚璐美・白水社)も。どちらも面白いに違いない。

9/29(木)

夕方、佐藤さんの送別会。
須斉、逸見の女性スタッフと松尾、伊藤、鈴木典之各氏のベテラン会員、そして総務委員の吉田氏と私。
赤坂ドイツビール「アイヒェンプラッツ」。
忘年会場としても良いが、ちょっと高いかな。
帰り、タクシーで松尾さんを成城まで送る。

9/30(金)

一日、事務局。
佐藤さんの勤務最終日。
部屋の鍵をかけて外に出ると、彼女は少し感傷的になりそうだったが、なるべく軽めに「お疲れ様」と言って送る。
こうして9月は終わってしまった。

「シリーズ 日本中世史」読み終わる。
面白かった。



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