HOME > 前川日記 > 前川日記 2016.10.21.~31.<北京日記>+東京のことも少し。近代日本の知のあり方を考えたい。

前川日記

10/21(金)

4時起き。
タクシーで新百合ヶ丘。羽田空港までバス。成田でないので助かる。
空港について途端に、NHKから参加の女性プロデューサーから電話。お互いに面識がないのでケータイで連絡を取ってチェックインカウンターで合流。
その他の参加者のチェック。羽田発は18人。俄か幹事の仕事。
向こうへ行ってからの寝酒調達。これは是非もの。


北京着。
羽田便が遅れたので、結果として関空、名古屋発のメンバーともいいタイミングで合流。
迎えのバスで1時間ほど。北京郊外の映画<村>、というには余りに広大な地域に巨大なホテルがある。宿泊兼会場。
夜、歓迎会。


10/22(土)

フォーラム初日。
NHK「老人漂流社会」、東海テレビ「熱中コマ世界大戦」、など。
三ヶ国の制作スタイルはそれぞれ違う。当たり前だが、毎度それを感じる。韓中が共通しているのは、過剰に効果音と文字情報が氾濫していること。疲れる。
ホテルの食事は悪くない。粥と麺が美味い。
夜は、伊藤バー。伊藤さんの部屋に集まって仲間内の感想など。

10/23(日)

万里の長城と雁栖湖観光。
八達嶺とは違う長城観光地。こんな急峻な峠を越えて攻めてくるなんてありえない、イヤイヤそれでも異民族が怖かったんですよ、など。
雁栖湖は余り大きいとは言えないただの湖なのだが、島には中国要人用の豪華な別荘が並んでいる。APECの会場に隣接し、各国首脳が宿泊したという。もちろん、国の所有。夜、番組鑑賞一作品。
その後、伊藤バー。

10/24(月)

終日、上映と討論。
フジ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。
OAで見てなかった。
良いドラマだ。チョット感心した。主演の有村架純がいい。
各国のリアクションも良かった。
フジテレビ制作者が参加できなかったが、進行の中町さんができるだけ丁寧に対応。

韓国の「私の小さなテレビ」は、6人のタレントなどによるインターネットによるテレビ中継をテレビ番組として再構成したものだが、着眼点が面白い。韓国の番組には発想の光るものがある。中国は予定調和型、審査との関係だろうか。

閉会式。
来年の日本開催の準備状況を報告。
中国幹部から、個人として紹興酒の銘品を2本プレゼントされる。
今日は、今野バー。部屋が広い。
頂いた紹興酒をみんなで賞味。好評。

10/25(火)

9時半発で北京空港へ。
空港で今野氏とワイン「万里の長城」で仕上げ。
羽田からバス。渋滞で遅れた。
8時過ぎ帰宅。疲れた。


10/26(水)

いい天気だ。
旅行の衣類など洗濯。荷物整理。
今日は何もしなくて良いだろう。
夕景に心が和む。


10/27(木)

北京に行く前に発注していた本が届く。
1930年~40年代の“知識人”が何を考えていたか、どうしてそのように考えたのかというとは、現在的な思想課題であると強く思う。
日中関係の捉え返し、歴史認識問題もそこにある。
「世界史的立場と日本」は「近代の超克」とともに改めて批判的精読が必要であろう。三木清と戸坂潤は、辛い時代のインテリの在り様として読み返したい。
この一連の読書と思考は、多分最後の<仕事>だろう・・か。
写真の一番上の本は、「世界史的立場と日本」(中央公論社 1943年刊)。古本。こういう発見はわくわくする。



10/28(金)

事務局。
永和事務所町並さんと財務状況確認。
北京に参加したMBS長井氏来る。その場で入会手続き済ます。
16時半、銀座ライオンで前川会反省会。裕氏、泰昭君夫婦。
雨。

10/29(土)

北京のフォーラム参加作品「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」をDVDで10話全部見てしまった。純愛メロドラマの要素がほとんど全部、それも繰り返して盛り込まれたよくできたシリーズだ。こちらに刺さってくるものがあるのだけど、それは何だろう。人生の、ありえたかもしれないがありえなかった何か、についてのメッセージだろうか。
わが身のこととして、親のいない人生へのセンチメンタルもある。
母の不在の欠落感はこの年になってもある。だから、主役の音の10年後を、あるいはもっと後を知りたい。

10/30(日)

寒い。
ホープさん宅。
姉上の委任後見人の件。弁護士が申請経過の説明。諸々の条件から法定後見人しか認められないという。それって最初から分かったことではないのだろうかと思いつつ、結局止むを得まいということになる。第三者が私人の資産に介入することの不安不快と管理の合理性の間をどう考えるかということだろう。
弁護士が返った後、水割りを飲みながら世界のことから知人の近況まであれこれ。

10/31(月)

午前中、鶴川駅前耳鼻科。
首を強く左右に振ると耳がキュンとなる。北京から戻ってから気が付いた。
検査の結果、聴力の反応は正常。
原因は分からないが、気にしなくてよいとのこと。


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