HOME > Special > 「日韓中テレビ制作者フォーラム」光州大会 開会挨拶

Special

日本 放送人の会
副会長 前川英樹

日本の「放送人の会」副会長の前川です。
会長の今野が、昨日から急に体調を崩してしまい、私が代わりにご挨拶申し上げます。
まず、「日韓中テレビ制作者フォーラム」光州大会の開催に努力された韓国PD連合の皆のご努力に敬意を表します。
さて、今大会のテーマは、「より良い共同体つくりに向けた市民運動」です。
韓国の皆さんが、今回の光州大会のこのテーマを提案する際に、ここに込められた熱い思いを私たちなりに受け止めています。そのことを私は、準備会議の際訪れた光州事件の歴史的遺産の展示を見ることで理解したのです。
もちろん、共同体にも市民運動にも、多様な形があります。
大事なことは、私たちの生活は多くの人たちとの連携と会話がなければ成立しないということであり、またそれによって造られる社会こそ人々の共同性そのものだと思います。
人は一人では生きて行けず、歴史は人々の共同体の形成との記録でもあります。その歴史の中には、共同体の崩壊も含まれます。共同体が壊れた時、そこに貧困も差別も暴力も生まれます。
こうした歴史を記録として残すことは、テレビの極めて重要な仕事です。テレビはより多くの人々に情報を提供するという社会的役割を担いビジネスを成立させています。それと同時に、歴史を「記録」することを通して歴史と文化に参加するこことができます。
今回の「日韓中テレビ制作者フォーラム」光州大会が、日韓中各国でテレビが歴史と文化にどのように参加しているか、という役割を明らかにし、各国の共通性と独自性をお互いに認識することで、それぞれに新たなテレビの可能性を見出すことを期待したいと思います。

最後に会長の今野から、「本フォーラムの成功を心より期待している」というメッセージを御伝えしてご挨拶といたします。


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